皆さんは、数学の問題を楽しく、簡単に変形し、公式を作ってみたいと思いませんか。
- 数学の宿題が多くて困るけど、電卓で計算すると途中式が見れないから、答えを写す
- 将来のためにプログラミングをしたい
- 数学の研究をしてみたい
これに一つでも当てはまったら、効果が期待できます。そんなあなたにぴったりなソフトを紹介します。その名も….
Wolfram Mathematica!!!
Wolfram Mathematica とは
数学計算用で、数学者の中でも有名なソフトです。高校生の私たちもそのソフトを使用し、論文がかけるレベルの数学研究をしています。言語はWolfram言語ですが、python,JavaScriptも使用可能です。
Wolfram Mathematicaでできること
数学だけではありません。以下の授業を取っている場合はMathematicaを使用できます。
- 保険数理
- 応用科学
- 天文学
- バイオサイエンス、生物学、ライフサイエンス
- ビジネス
- 化学工学
- 化学
- 都市工学
- コンピュータアート・ビジュアルアート
- コンピュータサイエンス
- 制御工学
- 地球科学
- 環境学
- 経済学
- 電気工学
- 財政学
- 生命科学
- 材料科学・材料工学
- 機械工学
- 医学
- 音楽
- 物理学
- 心理学
- 社会科学
- 統計学
- ビジネス、金融、会計学
Wolframテクノロジーを利用している企業
たくさんの企業が使用していますが、今回はその中の一部を紹介します。
NASA(航空宇宙工学)
AMD(電気工学)
intel(電気工学)
三菱電機(電気工学)
NTT(電気工学)
3M(化学)
プログラミングがわからなくても、安心してください。大丈夫です。Mathematicaはソフトが数種類あり、プログラムを入力しなくても、式を直接入力で途中式、答えを表示する機能のあるソフトもあります。いまから、その種類について述べていきます。
Mathematicaの種類
Mathematica Alpha
このソフトは、スマホやiPadで簡単に実行可能です。
-メリット
- 途中式がわかる
- iPhone、Android、iPad、Mac、windows(ネットにつながればほぼなんでもOK)
- 式をそのまま入力できる
-デメリット
- 有料
無料版では途中式はわかりません。
Wolfram Mathematica
これは数学界で超有名なソフト”Mathematica“です。
-メリット
- プログラムが簡単
C言語などで書いて計算する場合、たいへん長いコードを必要としますが、Mathematicaなら、短くて簡単に書けます。
- ライセンスは買い切りタイプで、下位バージョンとの相性がいい
動画の編集に使うAfterEffectsのように数年前のバージョンのソフトで作ったものが最新のバージョンでは使用できないということがありません。
-デメリット
- 高い
これは、以下に記述しましたが、安くする方法はたくさんあります。
このように、汎用性が高く、将来のことを視野に入れると買って損はないと思います
Wolfram Cloud
-メリット
- 無料
上記のMathematicaをオンラインで無料で実行できます。
-デメリット
- 数学の本格的な研究を行う場合、処理時間に制限があるため、処理に時間がかかるコードを実行することができない。
Raspberry pi
-メリット
- Raspberry piのRaspbianOSに標準搭載されている
Raspberry piでプログラミングをする場合は向いていると思います。
-デメリット
- ディスプレイがないと使用できない
当然のことですが、Raspberry piはコンピューター本体ですので、画面を映し出すディスプレイやモニターが必要です。
Mathematicaは本当に使える
とりあえず、本当になんでもできます。また、Mathematicaの関数がわからなくても、公式サイトがしっかりしているので関数の使用例等を調べることが可能です。
Mathematicaソフト比較表(学生の場合)
言語 | 計算時間の制限 | 概要 | 価格 | |
---|---|---|---|---|
Mathematica Desktop | Wolfram言語、(pythonなども使用可能) | なし | 永続版ライセンス バージョンアップは不可能 バージョンアップする場合は別途有料 | 21400円 |
Wolfram Alpha | なんでもOK | 制限あり | 年間ライセンス 途中式がわかるプラン | 6600円/年 |
Raspberry Pi | Wolfram言語、(pythonなども使用可能) | なし | 永続版ライセンス 本体の購入が必要 Win,Macでの使用は不可(但し仮想OSを除く) | 約3000円 |
<Mathematicaで数学の研究をしようと考えている皆様へ>
他の記事でも述べましたが、数学の研究は既存の問題を変形することで、公式が生まれたりします。Mathematicaでは元の問題のコードを入力することさえできれば、問題を変形することはたいへん簡単です。そのため、公式を生み出すことは容易です。これを機に、Mathematicaで数学研究始めませんか?
数学で公式を発見する秘訣はこちら!
http://kgmsc.jp/WebEnglishJapanese0109/jrhigh.html
これは公式を発見する秘訣及び創造性に関連するワードです。
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