中学入試をmathematicaで解こう

今回はMathematicaで図形問題を解きます。

今日使用するMathematicaの関数

Solve関数

今日の問題はこちらです。

(出典)灘中学校 平成29年度1日目大問6

問題の情報をそのままコードにしよう

「3桁の整数ABC」この部分からA,B,Cの範囲が分かります。

A,B,Cはそれぞれ整数なので、Solve関数の最後にIntegersをつけます。

1 <= a &&
0 <= {a, b, c} <= 9

(訳)aは1以上9以下でb,cはそれぞれ0以上9以下である。

「整数ABCを3/4倍すると3桁の整数BCAになる。」

(100*a + 10*b + c)*3/4 == 100*b + 10*c + a

(訳)整数ABCを3/4倍したものは3桁の整数BCAと同じである。

「整数BCAを3/4倍すると3桁の整数CABになります。」

(100*b + 10*c + a)*3/4 == 100*c + 10*a + b

(訳)整数BCAを3/4倍したものと3桁の整数CABは同じになります。

完成

Solve[1 <= a && 0 <= {a, b, c} <= 9 && (100*a + 10*b + c)*3/4 == 100*b + 10*c + a && (100*b + 10*c + a)*(3/4) == 100*c + 10*a + b, {a, b, c}, Integers]

と言うわけで、答えは432,864になります。

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