いじめを防ぐアンケート それは役に立つのだろうか…
※この記事は、日本の一高校生としての私見であります。この意見は自然科学のように答えが明確でこの意見が必ず正しくその通りにしないといけないというわけではありません。その旨をご了承くださいませ。※
今日ではいろいろな学校で「アンケート」というものが行われています。その「アンケート」では授業の理解度などの調査やいじめの実態の図るという目的などがあります。ここでは後者のいじめの実態を図るという目的について述べます。ニュースを見たらわかるように、いじめによる自殺の発生は後を絶ちません。それを少しでも防止するため、また、その現状を教員がいち早く理解、察知するため、生徒にいじめに対する「アンケート」をします。しかし、それは本当にいじめによる自殺を減らすために効果的な方法なのでしょうか。
「アンケート」をするにあたり、そのメリットは教員側が実態を把握できるからということですが、自分の名前を書かないといけない「アンケート」は生徒にメリットはあるのでしょうか。生徒の立場から書きますと、放課後に残される、部活に遅れる等のデメリットしかありません。
生徒の帰宅時間は唯一仲の良い友達と一緒に話しながら帰るという時間でもあり、その時間が削られるというのはたいへん不愉快です。ではなぜ「アンケート」をするのでしょうか。それはその方法でしか教員側がいじめの実態を把握できないからと言えます。正直言ってこの「アンケート」は全く意味のないものだと思います。では、どうすれば、教員側がいじめの実態を把握できるのでしょうか。これは、教員と生徒の関係にあると思います。教員が生徒と信頼のおける関係で、また、悩みを打ち明けれる関係になることで解決できると思います。
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